PROFILE
| 国籍・地域 | インド |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 大学 | SRM大学 |
| 学部 | コンピューターサイエンス |
| 内定先企業 | ノーコードデータマーケティングプラットフォームの開発・提供、データの取得、加工、統合、活用を一気通貫で支援し、マーケティングや営業活動を効率化するSaaS事業と、業務代行を組み合わせたBPaaS事業に注力する日本企業 |
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コンピューターサイエンスへの情熱を開花させる
私は、高校生のころからエンジニアになりたいと考えていました。Legoが主催する、「FL Lego Trash Truck」というコンテストのアンドラ・プラデッシュ大会に参加し、デザイン賞とモデリング賞と総合賞の3つを受賞したこともあります。
電子通信工学を専攻している姉に、どの分野のエンジニアになるべきか相談した際、姉から勧められたのがコンピューターサイエンス専攻でした。小さいころからコンピューターやゲームが好きだったので、自分にピッタリだと思いました。試しに、HTMLなどの簡単なプログラミング言語を勉強し始めました。プログラミング言語を学び実践することは本当に楽しかったです。こうして私の専攻はコンピューターサイエンスに決まったのでした。
大学に入学後、コンピューターサイエンスを学んでいくうちに、ソフトウェア分野へ情熱を持つようになり、ソフトウェアエンジニアになりたいという将来の夢を持つようになりました。
日本に旅行したいという願いから日本就職を目指すようになるまで
高校を卒業した後、アニメをはじめとした日本のカルチャーにも親しむようになりました。日本に住むというよりかは、いつか日本に行って旅行したいという気持ちが膨らみました。
SRM大学に入学した後、二人の先輩が日本のゲーム会社から内定をもらったと聞きました。その企業は大学の卒業生の中でも抜群に待遇や条件の良い仕事だったのです!ここから、私の中で今まで考えてこなかった、「日本就職」という選択肢が生まれました。
日本企業は「生きがい」、つまり自分の好きなことをすることが生きる喜びになるという精神を大切にしています。それは、自分が情熱を持てることを見つけ、それで生計を立てて生きていくことです。私の情熱はソフトウェア関連の仕事であり、将来はソフトウェアエンジニアとして社会の役に立つものを開発することを目標としています。この「生きがい」のコンセプトは私の仕事観と一致していました。
日本の会社の「生きがい」を重んじるカルチャーや、世界から信頼を寄せられる日本企業の技術力、待遇や成長の機会を色々と加味した結果、私は日本でソフトウェアエンジニアとして働く決意が固まっていきました。
日本企業の面接で、企業文化の違いを体感
日本の企業で働くという夢を叶えるため、私はSRM大学の日本語授業に参加し始めました。 N4取得までSRM大学で日本語を学んだあとは、別の日本語学校に通って日本語を学びました。
日本語を学ぶにつれて、日本人の友人も増えていきました。あるとき、東京理科大学からSRM大学に日本人の学生達がリサーチのために訪れた時がありました。そこで通訳をしていくうちに、何人かの日本人と友人になることができました。
日本語を学んでいく中で、インドにある言語の文法パターンと日本語の文法や文章構造が似ていることに気づきました。漢字の勉強に苦労した時もありましたが、コツコツと勉強しました。そして、FAST OFFER Internationalを通して日本企業と面接する機会に巡り合いました。
複数の日本企業と面接をして感じたのは、インドの企業と日本の企業の面接の違いです。インドの企業は面接でプログラミングの知識に関する質問が重視されています。選考の中にプログラミング言語を使ったテストや課題があることが普通で、面接中の質問事項もプログラミングに関する問題ばかりです。しかし、日本企業の面接では志望動機や性格もスキルと同様に重視されているのです。
例えば、インドの企業が候補者のスキルを判断する際、卒業研究に使われたコードやアウトプットが正しいかどうかを見ます。一方、日本企業は、どうしてそのテーマを選び、プロジェクトを通してどんな課題の解決に寄与したのかを質問します。このように、日本企業は課題発見能力や実際にプロジェクトを通して課題を解決できたのかを重視しているのです。
特に驚いたのは、ある面接中に、私がなぜコンピューターサイエンスを専攻したのかを聞かれたことでした。インドではコンピューターサイエンスはとても人気で将来有望な専攻であるため、深い理由をもって専攻を決めていない人もたくさんいます。インドでは聞かれることのない質問にとてもびっくりしました。
最初に受けた二つの企業の面接は合格にはいたりませんでした。しかし、前述したような企業文化の違いに適応するためのよい経験となりました。予想外の質問に対応するためにも、自己分析を行い自分について理解を深めました。その結果、準備したこと以外にも対応できるような柔軟なマインドセットを持つことの重要性に気づけました。
そして、三社目として受けた企業で、念願のソフトウェアエンジニアとして内定を頂くことができました。
日本での将来の展望
私が働く会社は自社開発のソフトウェアツールを販売している会社です。プログラミングができない人でも、経営分析を行い、経営戦略立案や売り上げ管理を行うことができるサービスです。私は自社製品の開発に携わり、身近にある問題を解決し、社会の役に立てるようなプロダクトを開発できるエンジニアになることを目指して頑張っていきたいと思います。
また、日本にいる日本人の友人達やインド出身の友人達にも会いたいと思っています。旅行や食べ物など、日本でしかできない経験も楽しみたいです。